柳のゆれる町で、船頭さんの歌を聞く
梅雨の晴れ間に柳川へ。町中に張り巡らされた堀割(水路)の川下りで有名な町です。そして、うなぎの名店が軒を連ねることでも知られています。
柳川に到着して車を降りると、どこからともなく賑やかな歌声が聞こえてきました。「えっ、どこかで宴会でもしているのかな?」と思ったら、実は川下りの船頭さんの歌声。堀割を行き交うどんこ船の上から、「柳川おどん節」や「柳川音頭」が情緒たっぷりに響いていたのでした。民謡の調べに耳を傾けながら歩いていると、今度は香ばしいうなぎのタレの香りがふわり。あちらこちらにうなぎ屋さんが並び、柳川らしい風景が広がります。
もうひとつ訪れたかったのが「御花」。柳川藩主立花邸として知られる歴史ある場所です。敷地内には、樹齢800〜900年といわれる楠もありました。「あなたはいったい、どんな世界を見てきたの?」
そしてお楽しみの「うなぎのせいろ蒸し」。運ばれてきた瞬間から湯気が立ちのぼり、ひと口食べれば思わず顔がほころびます。美しい庭園(松濤園)を眺めながらいただく贅沢な時間は、旅の思い出をさらに特別なものにしてくれました。池のほとりではアオサギがのんびりと過ごしていました。もしかしたら、この庭園の主なのかもしれませんね。
柳川でもうひとつ有名なのが「さげもん」。子どもの健やかな成長と幸せを願って飾られる、柳川に古くから伝わる吊るし飾りです。
民謡が聞こえ、うなぎの香りが漂い、美しい庭園に癒やされる。柳川らしい風情をたっぷり味わえた一日でした。















































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