空を見上げて、久しぶりの東峰村へ
車窓から見える空には、さまざまな形の雲が広がり、まるで遊んでいるかのようでした。
この日訪れたのは、福岡県朝倉郡東峰村の小石原。ずいぶん前に、撮影用の器やお皿を探しに訪れたことがある場所です。その時は「民陶むら祭」が開催されていて、多くの人で大賑わい。お買い得品の山から掘り出し物を探したり、窯元でお気に入りの器を見つけたりと、楽しい思い出の残る場所でした。
その後、2017年の九州北部豪雨で東峰村は甚大な被害を受けました。道路は寸断され、長い間通行が難しい状況が続いていたことを覚えています。
今回、久しぶりに訪れてみると、復旧工事は進んでいるものの、豪雨の爪痕は今もさまざまな場所に残っていました。当時の被害がどれほど大きかったのかを改めて実感し、胸が詰まる思いでした。山の修復工事の様子を撮影していると、急斜面の、思わず足がすくみそうな場所で作業をされている方が、遠くから会釈をしてくださいました。私も思わず会釈を返しながら、「本当にお疲れさまです。どうぞお気をつけて」と心の中で願うばかりでした。
その後は宝珠山方面へ。かつて九州旅客鉄道日田彦山線の駅だった宝珠山駅へ立ち寄りました。駅舎は昔の面影を残しており、まるで物語に出てくるような佇まいでした。2017年の豪雨の影響で鉄道は休止となり、現在はJR九州バス日田彦山線BRTの停留所として利用されています。駅の内部や周辺は新しく整備され、カフェやキッズスペースを備えた地域の交流拠点へと生まれ変わっていました。
駅のそばには、かつてこの地を走っていた鉄道を思わせるモニュメントも設置されていました。
紫陽花が美しく咲くこの季節。これからも穏やかな日々が続き、大きな災害が起こらないことを願わずにはいられません。















































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