夏の余韻、海辺でひと皿

夏の始まりに訪れたあの海へ、今度は夏の終わり(カレンダー的にはですが…)に足を運びました。夏休みも終わり、海辺で遊ぶ人の姿もまばら。どことなく秋の気配を感じながらも、気温は相変わらず真夏そのもの。じんわりと暑さに包まれた一日でした。そんな海辺のレストラン「ソル・ポニエンテ」でいただいたのは、鱧と梅干しの酸味が爽やかな冷製スパゲッティーニ、国産スペアリブのコンフィ、そして冷たいヨーグルトアイスに添えられた桃のコンポート。夏の特別コースからピックアップされたこの3品には共通点がありました。それは、大きなお皿に余白を生かしながら、さりげなく贅沢に盛り付けられていること。
中央に、あるいは傍らにそっと添えられた料理を目の前にして、「なるほど、こういう盛り付けも素敵だなぁ」と、少し生意気にも思いながら美味しく味わってきました。

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