ガラスを探しに有田へ……やっぱりここは陶器の里

何年か前、有田陶器市を訪れたときのこと。JR上有田駅からJR有田駅方面へ歩いている途中、「ガラス」という看板を目にしました。「寄りたい〜!」と思いつつ、まずはメインストリートから。帰りに寄ればいいよね、とそのまま通り過ぎたのですが、陶器市を楽しんでいるうちに、あっという間に帰りの電車の時間に。結局、そのお店には寄れずじまいでした。
それからずっと、頭の片隅に残っていた「ガラス」の文字。今日はそのガラス食器を探しに、再び上有田へ。残暑厳しく、雨雲と青空が入り混じる空の下、車を走らせました。久しぶりの上有田駅は、昔のまま時間がゆっくり流れているような趣のある佇まいです。
ところが——。あの「ガラス」のお店が……ない😢
どうやら陶器市のときだけの出店だったようです。ならば次!と、食事も兼ねて「ギャラリー有田」へ。お冷のコップがとても素敵なガラスの器だったので、「これは期待できるかも!」と思いながら、まずは腹ごしらえ。「有田名物 ごどうふ膳」をいただきました。もっちりとしたごどうふに、いろいろなおかずが少しずつ。どれもおいしく、ご飯をおかわりしたいくらいでした。
お腹も満たされたところで店内を散策。ガラス、ガラス……。じゃ〜ん!
ガラスの食器はありませんでした😢
そのかわり、棚にはたっくさんのコーヒーカップ!ずらりと並んだ様子は、まるで一枚の絵画を眺めているよう。さすが有田です。
続いて向かったのは、明治27年、深川忠次氏によって設立された深川製磁。その深川製磁の工場に隣接する「チャイナ・オン・ザ・パーク」へ。緑に囲まれた広い敷地の奥にある店舗には、正規品とアウトレット品が並んでいました。外に出てさらに奥の階段を上ると、歴史を感じる趣のある建物「忠次舘(ちゅうじかん)」が。お店の方に声をかけて中を見せていただきました。空調が故障中とのことで足早な見学となりましたが、メモリアルコレクションを通して深川製磁の歴史に触れることができました。
最後は、久しぶりの有田ポーセリンパークへ。以前の記憶をたどりながら訪れましたが、少し寂しい様子になっていて残念でした。またたくさんの人が訪れ、以前のような賑わいが戻ってくれたらいいな——そんなことを思いながら、有田を後にしました。
それにしても、上有田駅からギャラリー有田、深川製磁 チャイナ・オン・ザ・パーク、そしてポーセリンパークまで。
やっぱりここは、陶器の里。
一日探したガラス食器には、とうとう出会えませんでした😢
でも、ガラスを探しに来たからこそ出会えた有田の器や歴史。これはこれで、いい一日だったかな。
……とはいえ、私のガラス食器探しはまだ続きそうです(笑)。

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